私が「心」に向き合うようになった理由

皆さんの身近に、自死を選ばれた方はいらっしゃいますか。

残念ながら、私には自死を選んだ友人がいました。

 

ある日、共通の友人から彼の死を知らされました。

しかも、それが自死であったと聞き、大きな衝撃を受けました。

 

実は彼が亡くなる数日前、私の院を訪れていたのです。

しかしその日は私は忙しく、十分に話をすることができませんでした。

 

帰り際、彼は私の方を振り返り、何も言わずに帰っていきました。

今思えば、あのときの彼の目は、とても寂しそうだったように感じます。

 

「もしかしたら、助けを求めて来ていたのではないか」

「もう少し話をしていれば、何か違った結果があったのではないか」

 

そう思い、自分を責めた時期もありました。

 

その出来事をきっかけに、私は心理について学ぶことを決意しました。

心理カウンセラー、うつ病アドバイザーなどの資格を取得し、

人の心や気持ちに寄り添うための学びを重ねてきました。

 

他の専門のカウンセラーの先生方の足元にも及ばないかもしれません。

それでも、患者さんと向き合う際には、

身体の不調だけでなく、その背景にある不安や気持ちにも

以前より寄り添えるようになったと感じています。

 

身体と心は切り離せるものではありません。

ここでは、安心してご自身の状態をお話しいただける場でありたい。

 

その想いを大切に、日々患者さんと向き合っています。

 
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